ボーイスカウトって?

みなさんボーイスカウトってなんとなくどこかで耳にしたことがありますよね。
パレードのプラカード持ちをしていたり、駅前で募金とかしてたりしているのを目にしたことがあるかも知れません。


このボーイスカウト活動とは、
世界163の国と地域、約4,000万人が加盟する世界最大の青少年運動で、
野外での活動・奉仕活動などの活動を通じ、協調性や自立心を育て、社会の中で活躍する人を育てることを目的としています。

宗教の強要・政治的な活動は一切なく(※)、ボランティア(主に父母ですね)が主体の非営利育成団体です。
という事で、団(活動の団体の集まりを"団"と呼びます)の運営は、スカウトの保護者全員です。

※ちゃんと日本連盟の規程として定められています


スカウトって?

スカウトとは「先駆者」のことで、ボーイスカウトとは
「自ら率先して幸福な人生を切り開き、社会の発展の先頭に立とうとする少年」という意味を持っています。

あ、でも「ボーイスカウト」といった名前ですが女子もこの活動に参加することが出来ますよ! 現在だと男女の割合は半々くらいだと思います。



対象の年齢は?

ボーイスカウトの活動は子どもたちの年齢にあった育成を行う為に5部門を"隊"として構成されています。

  • ビーバースカウト  小学生1年4月~小校生2年3月(小1~小2の2年間)
  • カブスカウト    小学生3年4月~小校生5年3月(小3~小5の3年間)
  • ボーイスカウト   小学生6年4月~中校生3年3月(小6~中3の4年間)
  • ベンチャースカウト 高校生1年4月~高校生3年3月(高1~高3の3年間)
  • ローバースカウト   ~25歳まで



どんな人が?

日本や海外でも結構メジャーなボーイスカウト活動。こんな人がやっていました。

【日本】

  • 麻生太郎:第92代内閣総理大臣、衆議院議員
  • 岡田武史:サッカー日本代表監督
  • 吉川晃司:ミュージシャン
  • 小池百合子:(ガールスカウト)衆議院議員、元防衛大臣・環境大臣
  • 長野博(V6):歌手、タレント、俳優
  • 野口聡一:宇宙飛行士
  • 橋本龍太郎:元首相
  • 服部幸應:服部料理専門学校校長
  • 宮川大輔:タレント

【海外】

  • ニール・アームストロング:NASAの宇宙飛行士。アポロ11号搭乗員
  • ブルース・ウィリス:俳優
  • ウィリアム・J・クリントン:第42代アメリカ合衆国大統領(妻のヒラリー・クリントンもガールスカウト)
  • ビル・ゲイツ:マイクロソフト社の創業者の一人
  • スティーヴン・スピルバーグ:映画監督
  • デビッド・ベッカム:サッカー選手
  • ポール・マッカートニー:歌手
  • ロナルド・レーガン:シルバービーバー賞受賞者:第40代アメリカ合衆国大統領
ここにあげた方以外にもたくさんの方がスカウト活動をやっていた(いる)方々がいます。



どのような活動内容?

ボーイスカウト運動には↑に書いた目的を目指した活動が主な活動ですが、
ボーイスカウト教育が他の青少年団体と異なるところは、そのプログラムにあります。
それは、「ちかい・おきて」の実践班制教育進歩制度野外活動を取り入れていることです。

  • 「ちかい」と「おきて」
    →ボーイスカウト教育は、どのようなときにも、どのような場でも、
     すべての活動は「ちかいとおきて」の実践を基盤において行われています。
     「ちかい」は、自分自身に対して誓うものであり、また「スカウトのおきて」は
     毎日の生活の物差しとして自分の行動を律するものです。

  • 小グループ活動(班制教育)
    →班は、少人数の少年たちにより編成されます。
     ボーイスカウトの班は、
     ■ 遊びの仲間により作られた、異年齢の集団
     ■ 仲間の一人にリーダーシップをとらせる。
     ■ 6~7人のグループで、全員が班の運営のために明確な役割を分担する。
     ことを特徴としています。班は少年たちの自治のグループであり、
     指導力と責任感を養成する場所です。

  • 進歩制度(バッジシステム)
    →少年には、それぞれ持ってうまれた才能もあれば、成長するにつれて
     興味を持つようになった趣味やスポーツもあります。
     一人ひとりが、個性豊かな可能性を秘めています。
     少年たちの成長にあわせ、個人を伸ばしながら社会人として
     必要な資質をひとつずつ身につけさせるもの、
     それが進歩制度の考え方です。

  • 野外活動
    →ボーイスカウト教育での野外活動は、単なる戸外ではなく
     もっと広い、もっと大きな自然から学ぶことを意図しています。
     つまり大自然を教場としているのです。
     大自然の中に身をおき、身体を鍛え、技能を磨き、
     知識と強い意志を身につけますが、中でも大自然の神秘に触れ、
     人のおよばぬ強大な力を感じるとき、創造主としての神を信じ、
     仏の加護に感謝する気持ちが生まれ、自然と信仰が芽生え育っていきます。



この4つのプログラムの軸を中心に、各年代にあったプログラムを実施しています。
実際の各隊の活動内容はのメニューから飛んでみてください。
また日本連盟HPにもよくある質問がまとめてあります。
こちらにまとめましたのでどうぞ→